お風呂リフォームの相場はどれくらい？費用の目安を解説
お風呂リフォームの費用ってどのくらいかかるの？
お風呂リフォームを考えている方にとって、費用は重要な要素ですよね。
自宅のバスルームを快適な空間にするためには、どれくらいの費用がかかるのか気になる方も多いことでしょう。
そこで、今回はお風呂リフォームの相場や費用の目安について詳しく解説します。
お風呂リフォームの相場は、一般的には51~200万円未満が最も多い価格帯となります。
ただし、費用はあくまで目安であり、ご希望の商品や現在の状態、リフォームの要望によって大きく変わることを覚えておいてください。
具体的な費用を知るためには、リフォーム会社に実際のお住まいを見てもらい、提案や見積もりをしてもらうことが重要です！
お風呂リフォームをするメリットはさまざまです。
新しい設備や機能を導入することで、快適な入浴環境を実現できるだけでなく、バスルームのデザインや使い勝手も向上させることができます。
また、リフォームによって住宅の価値も高めることができるため、将来的な投資としても魅力的です。
ただし、リフォームには費用がかかるため、予算の制約や費用を抑えたいという懸念があるかもしれません。
しかし、リフォームの秘訣を知ることで、費用をずいぶん抑えることができます。
予算を考慮しながら、工夫すればより経済的なリフォームができるのです！
この記事では、お風呂リフォームの相場や費用の目安、メリット、さらに費用を抑えるための秘訣について詳しく解説します。
リフォームを検討している人にとって、参考になる情報が満載なのでぜひ読んでみてください。
お風呂リフォームの費用構成
お風呂のリフォームをする際にかかる費用の相場は51万円から200万円が一般的で、浴室全体を交換する場合は80万円から90万円前後が必要になることが多いです。
この金額を基準にコストが削減できるポイントもみていきます！
お風呂・浴室のリフォーム費用は大きく分けて５つに分類することができます。
お風呂リフォームにかかる費用
- ユニットバス本体の価格
- ユニットバス全体の組み立て工事費用
- 古い浴室の解体工事費用
- 廃材の処理費用
- 水道・電気の工事費用
この中でリフォーム費用を安く工夫できる部分は
ユニットバス本体の価格と工事費用です。
廃材処理は必ずお金がかかってきますのでそこは値引けません！
本体価格が安いユニットバスを選び、工事費用が安いリフォーム業者に依頼することがコストを減らすコツになります。
なお、解体工事については在来工法のタイル浴室や下地の劣化が激しい場合は高額になることもあるので節約するのが難しいケースになることもあります。
ユニットバス本体の価格
ではユニットバス本体の価格についてみていきます。
ユニットバスは壁や床、天井、浴室などのパーツを工場で生産し、施工の際に組み立てる仕様です。
つなぎ目がなく水漏れの心配もありません。
また工期が短く費用も安価なため、最近では主流のお風呂です。
ユニットバスの本体価格は、さまざまな要素によって異なるため、一概には言えません。
一般的なユニットバスとハイグレードのユニットバスの価格相場には差があります。
- 一般的なユニットバス 25万円から
- ハイグレードなユニットバス 60万円から80万円
一般的なユニットバス本体は25万円からあるのですが、工事費やオプション費用（浴室換気乾燥機やガス給湯器など）がかかるので全体としては60万円から120万円くらいになるようです。
ハイグレードのユニットバスの本体価格相場は約60万円から80万円程度とされています。
また、本体と工事費を合わせた総額では、約85万円から110万円程度となることがあります。
以上のように、ユニットバスの本体価格は様々な要素によって変動します
具体的な価格は、購入先や商品の仕様によって異なるため、ユニットバスを検討される際には複数のメーカーや施工業者の見積もりを比較検討することをおすすめします。
ユニットバス全体の組み立て工事費用
新規ユニットバスの組み立て工事費用は約8万円から約10万円程度とされています。
組み立て作業は専門の職人によって行われることが一般的で、基本的に1日程度で完了する場合が多いとされています。
ただし、ハイグレードのユニットバスの場合、解体や内装、配管工事などを含めて約35万円から46万円が相場とされています。
具体的な費用については、施工業者や工事内容によって異なるため、複数の見積もりを比較検討することがおすすめです。
古い浴室の解体工事費用
浴室の解体費用は浴槽の種類によって異なります。
タイル風呂やユニットバスに分けられることが多いです。
ユニットバスの解体費用の相場は、約10万円から15万円前後とされています。
ユニットバスは工場で作られたパーツを現場で組み立てるため取り外し作業のみで解体できることから、在来工法と比較して安価に解体することができます。
ただし、ユニットバスのグレードによって費用は上下するため、正確な金額は業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
廃材の処理費用
解体費用に含まれている場合もあるのですが、一般的に、お風呂の廃材処理費用は浴室のサイズや使用されている素材によって廃材の処理費用は異なります。
一式または各設備ごとに処理費用が設定されている場合が多いです。
産廃業者によって処理してもらう場合、1坪から3坪の浴室の廃材を2tトラックで処理する場合、約2万円から3万円程度の費用がかかることがあります。
また、在来浴室とユニットバス（システムバス）の解体方法によっても廃材の処理費用が異なります
在来浴室の解体費用は、浴室の広さや使用されている素材によって変動しますが、解体工事と廃材処理費用を合わせて約15万円から30万円程度とされていることが多いです。
在来浴室は解体に時間がかかる場合や廃材処理費用が高くなる傾向があるため、相場が比較的高くなることがあります。
一方、ユニットバスの解体費用は、ユニットのパーツを一つずつ取り外すだけで解体できるため、作業時間が比較的短くなります。
解体工事と廃材処理費用を合わせておおむね10万円から15万円程度とされています。廃材はユニットごとに分かれているため、処分費用も抑えられます。
水道・電気の工事費用
一般的に、お風呂のリフォームにおける水道・電気の工事費用は、リフォームの内容や規模、現在の設備状況などによって異なります。
具体的な金額は個別の見積もりが必要ですが、一般的な相場や参考価格をご紹介します。
水道工事
水道工事費用に関しては、浴槽やシャワーなどの設備を交換する場合や配管の移動・増設が必要な場合に発生します。
水道工事の費用は、作業内容や設備の種類、配管の長さや素材などによって異なります。
一般的な相場としては、2万円から数十万円程度とされていますが、具体的な金額は工事内容によって異なります。
配管の場所を変えるような工事は値段が高くなる傾向があるよ
電気工事
電気工事費用に関しては、お風呂の照明や換気扇などの電気設備の取り付けや交換が含まれます。
電気工事の費用は、設備の種類や数、配線の工事量などによって異なります。
一般的な相場としては、1万円から数十万円程度とされていますが、具体的な金額は工事内容によって異なります。
照明を増やしたり、電気設備を新しく取り付けたりすると値段が上がる可能性があるよ
お風呂のリフォーム全体の費用に関して
お風呂のリフォーム全体の費用は、リフォームの内容や規模、設備の種類、素材の選択などによって異なります。
一般的には、リフォーム全体の費用の中で、設備費や工事費が主な要素となります。
具体的な金額については、以下のような価格帯が示されています。
- 101万円から150万円
- 151万円から200万円
- 201万円から250万円
- 251万円以上
ただし、リフォーム内容や要望によって費用は変動します。
また、約74％が、51～200万円の範囲で占められているとされています。
お風呂のリフォーム全体の費用を正確に把握するためにはリフォーム会社や施工業者に実際の現場を見てもらい提案や見積もりをしてもらうことが重要です。
その際には、希望するリフォーム内容や予算などを明確に伝えることで、より具体的な費用見積もりが得られるでしょう。
お風呂リフォームの相場はどれくらい？費用の目安のまとめ
ユニットバスからのリフォームを最安値で見積もると、48万円になります。
- ユニットバス本体の価格 25万円から
- ユニットバス全体の組み立て工事費用 8万円から
- 古い浴室の解体工事費用 10万円から
- 廃材の処理費用 2万円から
- 水道・電気の工事費用 3万円から
約74％が、51～200万円、の範囲で占められているのも納得できますね！
お風呂のリフォームは内容や規模、現在の設備状況などによって異なります。
具体的な金額は個別の見積もりで、納得のいくお風呂リフォームを目指しましょう！