浴室乾燥機をつけたいのだけど!
お風呂リフォームにおいて、浴室乾燥機の設置は多くの方にとって魅力的な選択肢です。
後付けで浴室乾燥機を設置することは可能ですが、条件やケースによってはできない場合もあります。
この記事では、お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置したい方に向けて、費用や後付けできるケースについて詳しく解説します。
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置するメリットは大きいです。
湿気をしっかりと除去することでカビや臭いの発生を抑え、清潔なバスルーム環境を維持できます。
さらに、乾燥機能によって濡れた衣類やタオルを早く乾かすことができ、快適な生活にいまや必須アイテムです。
後付けで浴室乾燥機を設置することはできますが、条件や工事が複雑なので専門業者の調査が必要です。
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置する費用や後付けできるケースについて理解することで、お風呂リフォームの一助になることでしょう。
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置したい|費用や後付けできるケースは?
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置したい|費用や後付けできるケースは?
浴室乾燥機の後付け可能性について
後付けできる浴室乾燥機の条件とは?
浴室乾燥機を後付けするためには、以下の条件が必要です!
換気扇の有無:
後付けで浴室乾燥機を設置する場合、浴室に既に換気扇が設置されている必要があります。
換気扇がない場合は、浴室乾燥機の後付けはできません。
スペースの確保
浴室乾燥機を設置するためには、40センチ角以上のスペースが必要です。
後付けする場合、設置スペースが確保できない場合には、浴室乾燥機の後付けはできません。
換気扇と照明のスペース
換気扇と照明の間に十分なスペースが必要です。
後付けする場合、十分なスペースが確保できない場合には、浴室乾燥機の後付けはできません。
これらの条件を満たす場合には、後付けで浴室乾燥機を設置することが可能です。
専門業者による調査が必要な後付けできないケース
浴室乾燥機の後付けができないケースでは、専門業者による調査が必要です。
後付けできないケースとしては、以下のような状況が考えられます。
構造的な制約
建物の構造や浴室の配置によって、後付けで浴室乾燥機を設置することができない場合があります。
例えば、配管や配線の制約により後付けが難しい場合があります。
スペースの不足
浴室内に適切なスペースがない場合、後付けで浴室乾燥機を設置することができません。
浴室のレイアウトやサイズによっては、スペースの制約が生じることがあります。
浴室乾燥機の設置費用について
電気式浴室乾燥機の後付け費用とは?
電気式浴室乾燥機の後付け費用は、設置方法や工事内容、業者によって異なりますが、一般的な目安としては以下のような費用がかかる可能性があります。
- 本体価格
- 工事費
- オプション費用
本体価格
浴室乾燥機の本体価格は様々であり、機能やメーカーによっても異なります。
一般的な電気式浴室乾燥機の本体価格は、数万円から数十万円まで幅広くあります。
工事費
浴室乾燥機の後付け工事費も含まれます。工事費は、設置箇所の状況や工事内容によって異なりますが、数万円から数十万円程度が一般的です。
オプション費用
追加の工事やオプション設置が必要な場合には、追加費用が発生することがあります。
例えば、天井開口拡大や電源配線工事などが必要な場合には、別途費用がかかることがあります。
リフォーム工事時にお得な浴室乾燥機の設置方法
浴室乾燥機をリフォーム工事時に設置する場合、以下のような方法を選ぶことでお得に設置することができます
同時施工
他の浴室のリフォーム工事と同時に浴室乾燥機の設置を依頼することで、工事費用をまとめて割引してもらうことができる場合があります。
同じタイミングを狙って効率アップをはかります!
パッケージプラン
リフォーム業者やハウスメーカーが提供しているパッケージプランを利用することで、浴室乾燥機の設置費用を含んだお得なプランを選ぶことができます。
自分で購入
浴室乾燥機の本体を自分で購入し、工事だけを業者に依頼する方法もあります。
インターネットなどで本体商品を安く購入し、工事費用のみを業者に支払うことで、コストを抑えることができる場合があります。
購入は自己責任だから慎重に選びましょう!
ガス式浴室乾燥機の初期費用とランニングコストの比較
ガス式浴室乾燥機の初期費用とランニングコストは、電気式浴室乾燥機と比較して異なる特徴があります。
ガス式 | 電気式 | |
---|---|---|
初期費用 | 高い | 低い |
ランニングコスト | 安い (地域差あり) | 高い |
初期費用
ガス式浴室乾燥機の初期費用は、電気式に比べて高くなる場合があります。
ガス配管やガス給湯器の設置が必要であり、それに伴う工事費や設備費用がかかるためです。
ランニングコスト
ガス式浴室乾燥機は、ガスを使用するためランニングコストが発生します。
ただし、ガスの料金が電気よりも安い地域では、ランニングコストを節約することができる場合があります。
ガス式浴室乾燥機の初期費用は高くなるものの、長期的に見るとランニングコストの面で利点がある場合があります。
ガスの設備が整っている場合やガス料金が安い地域では、経済的な選択肢となるかもしれません。
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置するメリットとは?
乾燥機能があるお風呂のメリットとは?
洗濯物の乾燥
浴室乾燥機を使用することで、洗濯物を浴室内に干してしっかりと乾かすことができます。
雨の日や花粉症の季節など、外での干しにくい状況でも洗濯物を乾かすことができます。
梅雨の時期は大変便利です!
衣類のしわ防止
洗濯乾燥機と比べて、浴室乾燥機は衣類のしわを防ぐことができます。
洗濯乾燥機ではしわができやすかったり、衣類が縮んだりすることがありますが、浴室乾燥機を使用することで、衣類の品質を保ちながら乾燥させることができます。
ハンガーを使えば乾かしてそのままクローゼットへしまえるので楽ちん!
湿気やカビの問題を解消する浴室乾燥機の利点
浴室乾燥機には、湿気やカビの問題を解消する利点があります。
湿気対策
入浴後の浴室は湿気がこもりやすく、カビやニオイの原因になります。
浴室乾燥機は湿気をしっかりと排出し、浴室内の乾燥を促すため、湿気対策に効果的です。
湿気がないとお風呂上がりのドライヤー時間も短くてすみます。
カビ予防
湿気の多い環境ではカビの発生が懸念されますが、浴室乾燥機を使用することで湿度を下げ、カビの繁殖を防ぐことができます。
特に、浴室乾燥機には除湿機能があり、カビ予防に役立ちます。
臭いの抑制
湿気やカビの原因となる臭いを浴室乾燥機が排出し、部屋干しの臭いや生乾きの臭いを軽減します。
入浴後に浴室内を乾燥させることで、清潔で快適な環境を保つことができます。
臭いは不快でしかないからね!
温かいお風呂タイムを快適にする浴室乾燥機の魅力
浴室乾燥機には、温かいお風呂タイムを快適にする魅力もあります。
ヒートショック対策にもつながります。
浴室暖房機能
浴室乾燥機には暖房機能があり、冬場など寒い時期に浴室内を暖めることができます。
ガス式の浴室乾燥機は電気式に比べて暖める速度が速く、光熱費の節約にもなります。
ガス式はランニングコストが安いのでおすすめ!
快適な入浴環境
浴室乾燥機を使用することで、入浴時に快適な環境を作ることができます。
暖房機能や冷風機能を使用して、好みの温度や風量を調節することができます。
また、ガス式浴室乾燥機では洗濯物の乾燥や衣類の乾燥にも利用でき、入浴中に多機能を活用できます。
浴室乾燥機の設置により、乾燥機能や湿気対策、快適な入浴環境の向上など、さまざまなメリットが得られます。
お風呂リフォームの際には、浴室乾燥機の導入を検討してみる価値があります。
浴室乾燥機は一度使うと手放せなくなるよ!
浴室乾燥機の適切な設置場所とは?
浴室乾燥機の適切な設置場所とは?
浴室内の広い空間を利用する
浴室乾燥機は広い空間を必要とするため、浴室内の広い場所に設置することが理想的です。
浴室の壁や天井の空間を活用して、浴室乾燥機を設置しましょう。
天井につけるのが一番多いパターンです。
電源や配管の設置可能な場所を確認する
浴室乾燥機の設置には電源や配管が必要です。
設置場所には電源や配管を取り付けることができるかどうかを事前に確認し、適切な場所を選びましょう。
業者にどこに設置できるか確認しておくと良いよ。
換気効果を高めるために、浴室の換気扇との併用を検討する
浴室乾燥機は浴室内の湿気を排出する役割を果たしますが、さらなる換気効果を得るためには、浴室に換気扇を設置することをおすすめします。
換気扇と浴室乾燥機を併用することで、効果的な湿気排出が可能となります。
浴室に窓があれば換気扇の代わりに使ってもOKです。
浴槽や壁面に設置する浴室乾燥機の位置の注意点
浴室乾燥機を浴槽や壁面に設置する際の注意点もあります。
電源コードの配慮
浴槽や壁面に浴室乾燥機を設置する場合、電源コードの長さや位置を考慮する必要があります。
電源コードが浴槽内や水に触れることのないようにし、安全性を確保しましょう。
業者は感電しないような設置をしてくれます。
水の飛沫に注意
浴槽や壁面に浴室乾燥機を設置する場合、入浴時に発生する水の飛沫に対して注意が必要です。
浴室乾燥機が水に濡れないような位置や設置方法を選び、機器の故障や安全性への影響を防ぎましょう。
壁設置ではなく天井の方が水がかかりにくいよ。
適切な高さの確保
浴室乾燥機を設置する際には、適切な高さを確保することも重要です。
使用時に操作しやすく、入浴時の動作や使用上の安全性を考慮して、適切な高さで設置しましょう。
浴室乾燥機の種類と特徴
電気式浴室乾燥機とガス式浴室乾燥機の違いと特徴
電気式浴室乾燥機とガス式浴室乾燥機は、自身の住宅の条件や好みに合わせて選ぶことが重要です。
電気式浴室乾燥機
電気を熱源として使用する浴室乾燥機です。
設置スペースが少なくて済むため、賃貸アパートやマンションなどの限られたスペースでの設置に便利です。
温風のパワーがやや弱く、乾燥に時間がかかる場合があります。そのため、乾燥が遅れると運転時間が長くなり、ランニングコストも高くなる可能性があります。
使用時には電気代がかかります。
使用時間や設定によって電気代が変動しますが、1時間使用するとおよそ32~45円程度の電気代がかかると言われています。
しっかり乾燥させるには2〜3時間は必要なので100〜150円程度の電気代がかかります。
ガス式浴室乾燥機
ガスを熱源として使用する浴室乾燥機です。
温風のパワーが強く、比較的迅速に乾燥させることができます。
ガスの消費量に応じてガス代が発生します。ガスの契約料金と消費量によって算出されますが、一般的に1時間で50円前後のガス代がかかると言われています。
ガス式の浴室乾燥機は迅速な乾燥が可能ですが、設置スペースや配管の関係上、設置場所に制約があります。
ガス式はパワーが強いので電気式より短時間で乾くよ!
ヒーター方式と送風方式の浴室乾燥機の比較
浴室乾燥機には、ヒーター方式と送風方式の2つの主な方式があります。
ヒーター方式は迅速な乾燥ができますが、送風方式は省エネ効果が期待できます。
どちらが良いかは、使用目的や好みによって異なりますので自身のニーズに合った方式を選ぶことが重要です。
熱風か送風かの違いです。
ヒーター方式
ヒーター方式は、加熱したヒーターからの熱で湿った空気を乾燥させる方式です。
湿った空気をヒーターで加熱するため、短時間で乾燥が可能です。
温風のパワーが強く、迅速な乾燥ができるため、洗濯物や浴室内の湿気を素早く取り除けます。
送風方式
送風方式は、風力で湿った空気を乾燥させる方式です。
風力によって湿った空気を強制的に排出し、乾燥した空気を循環させることで乾燥効果を得ます。
ヒーター方式と比較すると、温風のパワーはやや弱く、乾燥に時間がかかることがありますが、運転時の電力消費量が少ない傾向があります。
オプション機能を備えた最新の浴室乾燥機の紹介
最新の浴室乾燥機には、さまざまなオプション機能が備わっています。
購入を検討する際には、自身のニーズや予算に合った機能を選ぶことが重要です。
乾燥時間の設定機能
使用者が乾燥時間を設定できる機能です。洗濯物の量や湿度に合わせて、必要な時間を調整することができます。
除湿機能
浴室内の湿度をセンサーで検知し、必要に応じて除湿を行う機能です。湿気の多い季節や雨の日などに特に有用です。
洗濯物が乾かないお悩みが解消できます。
消臭機能
浴室内の嫌な臭いを吸着・分解する機能です。タバコの臭いやカビの臭いなど、浴室の空気を清潔に保ちます。
温風ヒーター
乾燥だけでなく、浴室内の暖房もできる機能です。冬場や寒い日に暖かい空気を提供し、快適な浴室環境を作ります。
こどもや高齢者には嬉しい機能だよね
リモートコントロール機能
遠隔操作で浴室乾燥機を操作できる機能です。浴室に入る前に乾燥を開始したり、外出先から帰宅前に動作を停止させたりすることができます。
スマホで操作できる機能もあります
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置したい|費用や後付けできるケースは?まとめ
お風呂リフォームで浴室乾燥機を設置することは可能です。
後付けで設置する場合もありますが、お風呂をリフォームする際に同時に取り付けることで、設置費用を削減することができます。
また、後付け可能なケースもあるため、具体的な工事費や後付けの可否については、専門業者の助言を仰ぎ、自身の予算やニーズに合った最適な方法を選ぶことが大切です。