お風呂の床が冷たい、水はけが悪い、床が滑る・・・
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
じつは、お風呂の床だけリフォームすることで、これらの問題を解決することができます!
床だけのリフォームなら、ユニットバスを交換するよりも費用を節約できます。
また、床材の選択次第で、床の冷たさや滑りにくさ、水はけの改善が期待できます。
さらに、リフォームによってお風呂空間の安全性や掃除のしやすさも向上するでしょう。
ただし、床リフォームにはいくつかの注意点もあります。
例えば、床の状態や劣化度によってリフォームの内容が変わったり、床材選びなどの判断が難しい場合があります。
リフォームを検討する際には、専門家のアドバイスや見積もりを受けることが重要です。
また、床材の種類によっては特定のメンテナンスが必要となる場合もありますので、それらを事前に理解しておく必要があります。
このように、お風呂の床だけリフォームすることで、快適なお風呂空間を実現することができます。
本記事では、お風呂の床リフォームの方法や費用について詳しく紹介します。
床材を選ぶ方法や特徴、注意点を把握して、理想的なお風呂空間を実現しましょう。
お風呂の床だけリフォームしたい!費用ごとの方法や特徴、注意点
お風呂の床リフォームの必要性とメリット
なぜお風呂の床リフォームが必要なのか?
お風呂の床リフォームが必要な理由:安全性の向上
浴室の床は水を使う場所であり、床の状態が悪いと滑りやすくなり、転倒やケガのリスクが高まります。
床リフォームによって、滑りにくい素材や凹凸のあるデザインの床材に変更することで、安全性を向上させることができます。
お風呂で滑ってヒヤッとしたことないですか?
お風呂の床リフォームが必要な理由:水漏れや浸水の予防
浴室の床が劣化していると、床材の隙間やひび割れから水漏れや浸水が発生する可能性があります。
床リフォームによって、防水性の高い床材に交換することで、水漏れや浸水を予防し、浴室の長寿命化を図ることができます。
万が一、水漏れしていたら、腐食や臭いでダメージがすごいことに…
お風呂の床リフォームによるメリットとは?
お風呂の床リフォームには、以下のようなメリットがあります。
お風呂の床リフォームメリット:機能性や利便性の向上
最新の床材は、バスタイムや普段の掃除が快適になる工夫がされており、お風呂自体の機能性や利便性を向上させることができます。
お風呂の床リフォームメリット:安全性の向上
浴槽での事故死の数が交通事故よりも多いとされており、家庭内での事故死の40%が浴室で発生しているとも言われています。
そのため、安全性を考慮した床材を選ぶことは非常に重要です。また、清潔に保つためにも掃除のしやすさを考慮した床材を選ぶことが大切です。
快適性と安全性がお風呂床選びのポイントだね!
お風呂の床リフォームメリット:省エネ性能の向上
浴室リフォームによって省エネ性能の高い改修が行われれば、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の対象となる可能性もあります。
費用別のお風呂の床リフォーム方法と特徴
低予算でのお風呂床リフォーム方法とは?予算:10万円以下
お風呂の床を修理する
既存の床を修理することでリフォームを行います。
割れたり傷ついた部分の補修や、防水性の向上などを目的として行われます。
修理の範囲や状態によって費用は異なりますが、比較的低予算で床の改修が可能です。
浴室床シートの使用
低予算の場合、浴室床シートは貼り付けるだけのリフォーム方法です。
かんたんかつリーズナブルな価格でありながら、床のデザインや防滑性、耐久性などの面で改善が期待できます。
専門の業者にお願いすることで自分では見えなかったヒビ割れなんかも修復してもらえます。
中予算でのお風呂床リフォーム方法とは?予算:10万円から20万円
床タイルの張り替え
中予算の範囲では、床タイルの張り替えが一般的な選択肢となります。
耐久性や耐水性に優れた床タイルを選ぶことで、床の美観と機能性を向上させることができます。
さらに、床タイルはさまざまなデザインや色合いがあり、浴室の雰囲気を変えることもできます。
防水シートの施工
中予算の場合、床タイルの下に防水シートを施工することも一般的です。
防水シートは浴室の床を水漏れから保護し、長期的な耐久性を確保するために重要です。
床タイルとの組み合わせで使用することで、浴室全体の防水性を向上させることができます。
高予算でのお風呂床リフォーム方法とは?予算:20万円以上
ユニットバスの床部分を使用
ユニットバスの床に塗装を行なったり、ユニットバスの床部分を丸ごと入れ替えることで、新しい風合いや防水性を取り入れることができます。
塗装には専用の素材が使用され、耐久性や美観の向上を図ることができます。
床の状態や床面積によって費用は変動しますが、比較的高めの予算が必要となります。
ユニットバスの導入
高予算の場合、床だけでなく浴室全体のリフォームを検討することができます。
ユニットバスは浴槽や壁、床などが一体となった一体型の浴室で、新しい浴室を導入することで効果的なリフォームが可能です。
ユニットバスの選択肢は幅広く、デザインや機能性に優れたものが多くあります。
お風呂床のタイプごとのメリットと注意点
お風呂のタイル床のメリットと注意点
耐久性
タイル床は一般的に耐久性が高く、長期間使用することができます。傷や汚れにも比較的強く、日常的なお手入れが比較的容易です。
水に強い
タイル床は水に強く、お風呂場など湿気の多い場所でも使用することができます。水の浸透やシミの心配が少なく、清潔さを保ちやすい特徴があります。
タイル床はゴシゴシ清掃できるね
冷たさ
タイル床は素材の特性上、冷たく感じることがあります。
特に冬季などは足元の冷えを感じやすいため、寒冷地や寒がりの方は床暖房などの追加対策が必要になる場合があります。
ひび割れや欠け
タイル床は衝撃に弱い場合があり、重い物を落とすなどの衝撃によってひび割れや欠けが生じる可能性があります。
そのため、慎重な使用やメンテナンスが必要です。
冷たさや、うっかり物を落としてひび割れちゃうのがマイナスポイント。
お風呂の樹脂床材(ユニットバス)のメリットと注意点
施工の容易さ
ユニットバスは一体型の構造ですが場合によっては床パーツだけを既存の浴室に取り付けることもできます。
床を組み込むだけでリフォームが完了するため、工期や手間が短縮されます。
デザインの自由度
ユニットバスの床は、リフォーム時にさまざまなデザインや素材を選ぶことができます。
床の素材や色、模様を自由に選択することで、お好みやインテリアとの調和を実現できます。
自分好みのデザインや雰囲気を作り出すことができます。
デザインがたくさんあって、はめ込むだけで工事完了なのが利点です。
サイズの確認
ユニットバスの床をリフォームする際には、現在の浴室のサイズに注意が必要です。
新しい床が正確に取り付けられるように、ユニットバスの寸法を正確に測定しましょう。
寸法が合わない場合は、カスタムメイドの床を注文する必要があります。
防水性の確保
浴室床リフォームでは、防水性を確保することが重要です。
床材や施工方法を選ぶ際には、水の浸透を防止するための適切な防水処理が行われているかを確認しましょう。
防水性が不十分な場合、浴室の床周辺に水漏れや浸水のリスクが生じる可能性があります。
サイズ確認と防水処理をしっかりしよう!
お風呂の木製床材のメリットと注意点
自然な雰囲気
木製床は自然素材であるため、温かみや自然な雰囲気を演出します。
リラックスした雰囲気を作り出すことができ、お風呂場などでの癒しの空間を提供します。
和風の浴室にしたい方や木の香りや自然の中にいるようなリラックス感を得たい方にお勧めです。
ヒノキの香りはリラックスできそう!
快適な肌触り
木製床は木材の特性上、肌触りが良く足ざわりが柔らかいです。歩行時の快適さや裸足で歩く際の心地よさを提供します。
防水対策
木製床は木材を使用しているため、防水対策が重要です。特にお湿気の高いお風呂場では、適切な防水処理を行う必要があります。
メンテナンスの必要性
木製床は定期的なメンテナンスが必要です。木材は経年劣化や虫害などの影響を受けやすいため、塗装や防腐処理を定期的に行うことが重要です。
また、木が腐ることや、ぬめりが出てくるなどが挙げられます。
メンテナンスをしっかりしないと黒ずんだりカビたりするのでお手入れが大切!
お風呂の床リフォームの注意事項とポイント
お風呂の床リフォーム前に確認すべきポイント
お風呂のサイズ
リフォームを行う前に現在のお風呂のサイズを確認しておくことが重要です。
お風呂の形状やサイズによってリフォーム方法や費用、工期が異なるため、事前に正確なサイズを把握しておくことがスムーズなリフォームのためのポイントです。
業者に一度見てもらうと確実だよ!
保温性の確保
お風呂の床材選びで重要なポイントとして、保温性が挙げられます。
保温性の高い床材を選ぶことで、冷たい床に耐える負担を軽減し、特に冬場においてヒートショックを防ぐことができます。
タイルよりプラスチックや木の床の方が温かく感じるよね!
予算の設定
リフォームの際には予算を設定することが重要です。
床リフォームには床材の費用や施工費用がかかるため、自身の予算に合わせて適切な床材やリフォーム方法を選ぶ必要があります。
予算を明確にしておくことで、費用面でのトラブルを防ぐことができます。
お風呂床のリフォーム業者の選び方と信頼性の確認方法
実績と評判
リフォーム業者の実績と評判を調べることが重要です。
過去の実績や施工例、お客様の口コミなどを確認することで、業者の信頼性や技術力を判断することができます。
知人や友人にお風呂リフォーム経験者がいれば聞くのも良いです。
施工保証
リフォーム業者が提供する施工保証に注目しましょう。施工後のトラブルや不具合に対して、適切な対応と保証を提供してくれる業者を選ぶことが重要です。
長期的なアフターサービスや保証内容を確認し、安心して任せられる業者を選びましょう。
何かあったとき、気軽に相談できる業者なら心強いね!
見積もりと契約内容
複数の業者から見積もりを依頼し、比較検討することも大切です。
見積もりの内容や契約条件を詳細に確認し、予算やリフォーム内容に合致しているかどうかを確認しましょう。
また、契約前に不明確な点や疑問点があれば、業者にしっかりと質問して納得した上で契約するようにしましょう。
比較検討はリフォームで最重要!
自分の納得いくお風呂を作りましょう。
お風呂リフォーム中の生活の工夫と注意点
仮設の利用
リフォーム中は一時的にお風呂が使用できなくなることがあります。
この期間においては、近隣の公衆浴場や友人・親族のお風呂を利用するなど、仮設の利用を検討しましょう。
また、リフォーム業者と相談して仮設のお風呂を設置することも可能です。
「温泉施設の入浴料」✕「日数」よりも、スポーツジム1ヶ月シャワー使い放題の方が安上がり!
なんてこともあるよ。
建築中の騒音と塵の対策
リフォーム工事中は建築作業に伴う騒音や塵が発生することがあります。
隣近所への配慮や自身の健康への配慮として、工事期間中の騒音や塵の対策を行いましょう。
騒音や塵の影響を最小限に抑えるために、リフォーム業者とのスケジュール調整や作業エリアの封鎖などを検討しましょう。
ご近所への配慮もお忘れなく!
安全面の確保
リフォーム工事中は危険が伴うこともあります。作業エリアへの立ち入りを制限し、小さな子供やペットが安全な場所にいるように配慮しましょう。
また、養生のためのシートやバリケードを設置して周囲の安全を確保することも重要です。
コミュニケーションの確保
リフォーム工事中は業者とのコミュニケーションを密に取ることが大切です。
工事の進捗状況や問題が発生した場合には、迅速に連絡を取り合い、適切な対応を行うことが必要です。
リフォーム後もお世話になる可能性があるのでコミュニケーションはとっておきましょう。
浴室の床だけお風呂リフォームしたい!費用ごとの方法や特徴、注意点のまとめ
浴室の床リフォームは、安全性の向上や衛生的な環境の確保、デザインのアップデートなどのメリットがあります。
費用も低予算から高予算まで自身にあった金額のリフォーム方法を選ぶことができます。
床材の種類それぞれの特徴や注意点を踏まえて、浴室床リフォームにより快適なバスライフを実現しましょう。
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